楽天証券アプリiSPEEDの使い方|投信買付と楽天ポイント設定を実機目線で解説【2026年最新】

仕組みログ
📅 公開: 2026年7月25日 / 最終更新: 2026年8月7日

新NISA・インデックス積立を軸に、自分の口座で実際に触って整理した記事です

この記事の立場

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED(アイスピード)」を、新NISAのつみたて投資・スポット買付の目線で実際に操作しながら手順を整理しました。画面名称・項目名は2026年6月時点のものです。アプリは随時アップデートされるため、最新の表示は楽天証券の公式ヘルプもあわせてご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします(投資は元本割れの可能性があります)。

「楽天証券の口座は開いたけれど、結局アプリのどこを押せば投資信託が買えるのか分からない」——そんな声を、新NISAを始めたばかりの会社員の知人からよく聞きます。

証券会社のアプリは、株のトレード向けに作られている部分と、投信のコツコツ積立向けの部分が混在していて、初見だと迷いやすいんですよね。私自身も最初は「買付ボタンがどこ…」としばらく探しました。

この記事では、楽天証券のスマホアプリ iSPEED を題材に、ログインから投資信託のスポット買付・つみたて設定、そして楽天ポイントを使った買付の設定までを、つまずきやすいポイント込みで整理しています。

PCのWebサイト(楽天証券のマイページ)とアプリで操作場所が違う部分もあるので、そこも触れていきます。

この記事の要点(3行)

①iSPEEDは株メインのアプリだが、投信の買付・積立もアプリ内から完結できる。②つみたて設定は「毎月いくら・いつ・どの口座(NISA/特定)」を一度決めれば自動化される。③楽天ポイントは「ポイント利用設定」をオンにしないと投信買付に充当されない——ここを見落としがち。

そもそもiSPEEDとは?楽天証券アプリの全体像

iSPEED(アイスピード)は、楽天証券が提供する無料のスマホ向けトレーディングアプリです。国内株式・米国株式・投資信託・iDeCoの一部確認など、楽天証券で扱う商品をスマホから操作できます。

もともとは株の売買とチャート確認に強いアプリという位置づけで、リアルタイム株価や板情報、テクニカルチャートが充実しています。一方で、新NISAの普及にあわせて投資信託の検索・買付・積立設定もアプリ内で完結できるよう機能が追加されてきました。

ただ、知っておきたいのは「すべての操作がアプリで完結するわけではない」という点です。たとえば一部の設定変更や書類の確認は、PCブラウザ版の楽天証券マイページのほうが一覧性が高く、操作しやすい場面もあります。アプリとWebは同じ口座につながっているので、どちらで操作しても残高や設定は共通です。

アプリ版とWeb版、どう使い分ける?

用途 iSPEEDアプリ Web(PCマイページ)
株価・チャートの確認 得意(リアルタイム) 可能
投信のスポット買付 可能 可能
つみたて設定の新規登録 可能 可能(項目が見やすい)
ポイント利用設定 可能 可能
年間取引報告書などの書類確認 限定的 得意
外出先での確認・少額の操作 得意 不向き

私の使い分けはシンプルで、「設定は最初にPCでじっくり、日々の確認と気が向いたときのスポット買付はアプリ」という分担にしています。毎日アプリで残高を眺めると一喜一憂しやすいので、そこは意識して頻度を落としています。

iSPEEDのダウンロードとログイン手順

まずはアプリの準備からです。すでに楽天証券の総合口座を持っている前提で進めます(口座がない場合は、先にWebで口座開設を済ませる必要があります)。

  1. App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「iSPEED 楽天証券」を検索し、インストールする。提供元が「楽天証券株式会社」であることを確認します。
  2. アプリを起動し、楽天証券のログインIDログインパスワードを入力する。楽天市場の楽天会員IDとは別物なので注意。
  3. 初回ログイン時は、二段階認証(SMSや認証アプリ)の設定を求められることがあります。案内に沿って設定しておくと安心です。
  4. 生体認証(指紋・顔)を登録しておくと、次回以降のログインが速くなります。

つまずきポイント

「ログインできない」の多くは、楽天会員のIDと証券口座のIDを混同しているケースです。iSPEEDで使うのは証券口座のログインID。忘れた場合は楽天証券のログイン画面の「ID・パスワードをお忘れの方」から再発行します。何度も間違えるとロックがかかることがあるので、落ち着いて確認しましょう。

投資信託をスポットで買付する手順

「気になる投資信託を1回だけ、今ある資金で買ってみたい」というスポット買付の流れです。新NISAの成長投資枠を使う場合もここから操作します。

ステップ1:投資信託を探す

  1. アプリ下部または上部のメニューから「投資信託」を開く。
  2. ファンド名やキーワードで検索する。たとえば全世界株式やS&P500連動のインデックスファンドを探す人が多いです。
  3. ファンドの詳細ページで、信託報酬(運用コスト)・基準価額・純資産総額・つみたて投資枠/成長投資枠の対象かを確認する。

チェックしたい数字

インデックス投資を長く続けるなら、まず見たいのは信託報酬(年率の手数料)です。同じ指数に連動するファンドなら、コストが低いほど長期では有利になりやすい、というのが一般的な考え方です(出典:各運用会社の交付目論見書)。純資産総額が極端に小さい・減り続けているファンドは、繰上償還のリスクも頭の片隅に置いておくと安心です。

ステップ2:買付画面で口座区分を選ぶ

  1. 詳細ページの「買付」「スポット購入」ボタンを押す。
  2. 口座区分を選ぶ。ここが重要で、「NISA(つみたて投資枠/成長投資枠)」か「特定口座」かで税金の扱いが変わります。NISA枠で買えば運用益が非課税になります。
  3. 買付金額(円)を入力する。投信は1円単位・100円から買えるファンドも多く、少額から試せます。
  4. 分配金の受取方法(再投資/受取)を選ぶ。長期で資産を増やしたいなら「再投資」を選ぶ人が多い印象です。
  5. 目論見書(まだ確認していない場合)を閲覧し、取引暗証番号を入力して注文を確定する。

NISA枠は「年間」「生涯」で上限あり

新NISAは年間投資枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)と、生涯の非課税保有限度額(1,800万円)が定められています(出典:金融庁 NISA特設サイト)。アプリの買付画面でも枠の残りが表示されるので、買う前に確認しておくと枠の管理がしやすいです。

ステップ3:約定タイミングを理解しておく

投信は株と違い、注文した瞬間の価格で買えるわけではありません。その日の基準価額が確定してから約定するため、注文〜約定〜受渡まで数営業日かかるのが普通です。

「ボタンを押したのに残高にすぐ反映されない」と焦る人がいますが、これは仕様です。海外資産を含むファンドは、約定日が翌営業日以降になることもあります。

投資信託のつみたて(積立)設定をアプリでする

新NISAでいちばん使う機能がこれです。一度設定すれば、あとは毎月自動で買付してくれるので、手間をかけずに続けられます。

  1. つみたてたいファンドの詳細ページを開き、「つみたて」「積立設定」を選ぶ。
  2. 積立指定日(毎月何日に買付するか)を決める。給料日の直後など、口座にお金がある日を選ぶと残高不足での買付失敗を防げます。
  3. 積立金額を入力する。月100円から設定できるファンドも多いので、まず少額で仕組みに慣れるのもありです。
  4. 口座区分を「NISA つみたて投資枠」などから選ぶ。
  5. 引落方法を選ぶ。証券口座の残高から引く方法のほか、楽天カードのクレジット決済や楽天キャッシュ決済を選べる場合があります。
  6. 分配金コース(再投資推奨)を選び、目論見書を確認して設定を確定する。

引落方法の選び方

引落方法 特徴 向いている人
証券口座残高から シンプル。事前に入金が必要 入金管理を自分でしたい人
楽天カードクレジット決済 カード上限の範囲で買付。ポイント付与の対象になる場合あり 楽天経済圏を使う人
楽天キャッシュ決済 電子マネーにチャージして買付。チャージ時にポイントが付く場合あり クレカ枠を投信で使いたくない人

ポイント還元率は改定されることがある

クレジットカード決済や楽天キャッシュ決済での投信積立に対するポイント付与率・上限額は、過去にも何度か改定されています。「○%もらえる」という情報は古くなっている可能性があるため、設定前に必ず楽天証券・楽天カードの公式ページで最新条件を確認してください(出典:楽天証券/楽天カード公式)。

つみたて額は「無理しない金額」から

設定画面で金額を入力するとき、つい欲張りたくなりますが、ここは手元に残しておく現金(数か月分の生活費)を現金で確保したうえで、余剰資金の範囲にとどめるのが無難だと考えています。

相場が下がった局面で生活費が足りなくなり、安いところで投信を売る——これが長期投資でいちばん避けたいパターンです。だからこそ、金額は「下がっても続けられる額」で設定しておくのが安心材料になります。

楽天ポイントを投信買付に使う設定

楽天証券の魅力のひとつが、たまった楽天ポイントを投資信託の購入代金に充てられる点です。ただし、ここは「設定をオンにしていないと使われない」ので、見落としがちなところです。

ポイント利用設定の流れ

  1. アプリまたはWebの「設定」「ポイント・キャンペーン」などのメニューから、ポイント利用設定を開く。
  2. 投信買付でポイントを「利用する」に切り替える。
  3. 利用するポイントの種類(通常ポイント/期間限定ポイントの扱い)と、1回あたりの利用上限を設定する。
  4. スポット買付・つみたて買付それぞれで、ポイント利用の対象になるかを確認する。

ポイント投資の地味なメリット

ポイント利用設定をしておくと、つみたて時に保有ポイントが自動で充当され、現金の持ち出しが少し減ります。「ポイントで投資」と聞くとお得感が先に立ちますが、本質は放っておくと失効しがちなポイントを、長期で運用に回せるという点だと感じています。期間限定ポイントの扱いは時期によって変わるので、そこは公式の最新案内を確認してください。

注意:ポイントだけで増えるわけではない

ポイント投資はあくまで「買付の原資の一部」です。投信そのものが値下がりすれば、ポイントで買った分も評価額は下がります。「ポイントだから減らない」わけではない点は誤解されやすいので、念のため。

iSPEEDでよくあるつまずきと対処

「買付ボタンが押せない・グレーアウトする」

多いのは、買付余力(使えるお金)が不足しているケースです。証券口座に入金されていない、あるいはNISA枠を使い切っている可能性があります。買付画面の余力表示と、NISA枠の残りを確認してみてください。

「アプリと残高が合わない気がする」

前述のとおり、投信は約定・受渡にタイムラグがあります。注文直後は「注文中」の状態で、評価額に反映されるまで数日かかります。慌てず、約定履歴で状況を確認するのが確実です。

「つみたてが買付されていなかった」

積立指定日に口座残高(または決済枠)が不足していると、その月の買付がスキップされることがあります。引落方法を給料日後の日付にする、決済方法の上限を見直す、といった対策で防ぎやすくなります。

困ったら公式ヘルプとチャットを

アプリの操作で迷ったら、自己判断で何度も注文を試すより、楽天証券の公式ヘルプ・よくある質問・チャットサポートを使うほうが早いことが多いです。画面名称はアップデートで変わることがあるので、最新の正解は公式が持っています。

アプリを開きすぎない、長く続けるための距離感

あと一つ、操作とは少し違う話を。iSPEEDはチャートも残高も見やすいので、つい毎日開きたくなります。でも、インデックスの積立を前提にするなら、毎日値動きを見るメリットはあまりないと感じています。

むしろ、下落局面で残高が減るのを毎日見ていると不安になり、本来続けるべき積立をやめたくなる——そういう心理が長期では不利に働きやすいです。私はプッシュ通知の一部をオフにして、確認は月に1回程度に抑えています。

もちろんこれは私なりのやり方で、人によって心地よい頻度は違います。大事なのは「自分が淡々と続けられる仕組みと距離感」を見つけることなのかな、と思っています。

この記事のまとめ

  • iSPEEDは株向けの印象が強いが、投信のスポット買付・つみたて設定までアプリで完結できる。
  • 買付時は「NISA枠か特定口座か」「再投資か受取か」を必ず確認。
  • つみたては引落方法と指定日を生活リズムに合わせると失敗しにくい。
  • 楽天ポイントは「ポイント利用設定」をオンにして初めて買付に充当される。
  • 還元率・枠・画面名称は改定されるため、最終確認は公式ページで。

証券アプリは最初の設定さえ越えれば、あとは自動で淡々と積み上がっていきます。最初の一歩でつまずいて止まってしまうのが、いちばんもったいないところ。この記事が、その一歩の助けになればうれしいです。

よくある質問(FAQ)

Q. iSPEEDで投資信託は買えますか?

はい。株向けのアプリという印象が強いですが、投資信託の検索・スポット買付・つみたて設定までアプリ内で完結できます。

Q. 楽天会員のIDでログインできますか?

いいえ。iSPEEDで使うのは楽天証券の口座ログインIDです。楽天市場などの楽天会員IDとは別物なので混同に注意してください。

Q. 投信を買ったのに残高にすぐ反映されないのはなぜ?

投信は注文時の価格で約定するわけではなく、基準価額の確定後に約定・受渡となるため数営業日のタイムラグがあります。仕様なので慌てる必要はありません。

Q. 楽天ポイントは自動で投信買付に使われますか?

自動ではありません。「ポイント利用設定」を「利用する」に切り替えて初めて、買付代金に充当されます。設定を忘れているとポイントは使われません。

Q. つみたて額はいくらから設定できますか?

ファンドによりますが、月100円から設定できるものも多くあります。まずは無理のない少額で仕組みに慣れるのもおすすめです。

Q. NISA枠で買うか特定口座で買うかは選べますか?

買付画面で口座区分を選べます。NISA枠で買えば運用益が非課税になりますが、年間・生涯の投資枠の上限があるため、枠の残りを確認しながら使いましょう(出典:金融庁NISA特設サイト)。

🔗 こちらの記事もよく読まれています

▼ 楽天とは別に投信用の口座も作るなら

マネックス証券は投資信託の取扱が豊富で、新NISAのつみたて投資枠に対応。クレカ積立のポイント還元もあり、米国株にも強い。口座開設・維持費は無料です。

📈 マネックス証券で新NISAを始める(口座開設無料)

※最新の手数料・還元率は公式でご確認ください

コメント

▶ マネーフォワードME 無料登録(PR)
タイトルとURLをコピーしました